登記・測量の基礎知識 No.58
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土地家屋調査士とは

Question

土地家屋調査士は、不動産を取り扱う資格者である事はわかりますが、そもそもどんな業務を行っているのでしょうか?

Answer

土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)は、他人の依頼を受けて、土地や建物といった不動産が、

  • どこにあるのか
  • どのような形状・面積なのか
  • どのような用途に使われているのか

などを調査・測量し、必要な図面や書類を作成し、不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う専門家です。

土地や建物の事を「不動産」と呼びます。

不動産は国民の大切な財産ですので、その取引が安全で円滑に進められるよう「不動産登記制度」が定められています。

不動産登記制度は、国民の所有する不動産に関する情報を登記簿に載せ、一般に公開することによって、だれにでもその情報がわかるようにするとともに、不動産の取引が安全で円滑に進められるようにする制度です。

不動産登記には、「表示に関する登記」と「権利に関する登記」の2種類の情報が掲載されています。

表示に関する登記

「土地や建物がどこにどれぐらいあるのか?」を知ることができる情報、つまり、土地や建物の位置や面積、用途等を登記簿上に明らかにするもので、権利に関する登記の前提となります。

権利に関する登記

「その土地や建物には、だれがどのような権利をもっているのか?」といった、その不動産に係る権利の種類・内容、権利の移転・変更に関する情報を登記するものです。

上記のうち「表示に関する登記」に必要な業務を行うのが土地家屋調査士というわけです。

登記簿謄本(全部事項証明書)の参考イメージがありますので参考にしてください。
表示に関する登記は「表題部」に、権利に関する登記は、「甲区、乙区」に掲載されます。

参考図:

参考図:登記簿謄本(全部事項証明書)

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