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土地・境界に関するお役立ち情報 No.20
土地の境界はいつできたか
Question
	登記所(法務局)で公図というものを取ってみました。
	公図は土地の境界や土地の位置関係を調べるのに重要な役割があるそうですね。
	そこで、そもそも土地の境界というものは、いつどのような理由で定まったものなのでしょうか。
	
Answer
	明治政府の基礎をきづいた大久保利通公は、イギリスに留学し西欧列強の強さをまざまざと知り、日本を強くするために殖産興業と軍事力の強化に乗り出します。そのひとつの柱として土地制度と地租制度の全面的改革がありました。
それが「土地所有権制度の確立」と「地租改正」です。
	
	実際の作業は、全国の土地を測量・調査(境界確認、地目、所有者、面積等の把握)して、公図や土地台帳・登記簿等が整備されていきました。
この測量は地押丈量(じおしじょうりょう)と呼ばれ、「土地ノ重複若シクハ脱落ナキヲ要スル為当初ニ之ヲ施行スル」とされました。
	
	さらに「人民ヲシテ小村ハ一村ヲ通シ番、大村ハ各字限リ一地一筆毎ニ之ニ番号ヲ附シ」、地番と地番の連続である公図等がつくられていきました。
この手続により、全国の土地に「地番」という番号が付せられ、土地の特定制(地番、地目、地積、所有者名、土地の形、土地の境界の確定)がなされました。
	
	現在の土地境界の基本は、この地租改正当時に決められた「地番」と「地番」の境目なのです。
	このように作られた公図ですが、境界の位置を割り出す手がかりとして今でも重要な役割を担っているのはこういった土地の沿革があるからです。
	
詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
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